手技の勉強をするにあたり、
あはき(あん摩マッサージ指圧、はり、きゅう)
の学校へ入るためには、
まずは入学試験(小論文と面接)を受け、
それに合格したら授業料を納める必要があります。
私が入学したあはきの学校は、
3年間の授業料がトータルで330万円程でしたが、
その費用を捻出するにあたり、
当時はダンサー時代に抱えていた負債があったため、
まずは、その借金を返済する方が先でした。
30歳で行く学校を決めてから
仕事をしながら少しずつ借金を返済し、
これで何とか学校へ行けるかな?
という目途が立ったのは32歳の頃でした。
それでも、3年間の授業料を
全て支払える余裕は無かったので、
不足分は金融公庫の教育ローンで補い、
その後3年間に及ぶ学校生活に必要なお金を作りました。
お金の問題がクリアになり、
いよいよ入学試験へ向けて…という時期になると、
希望が見えたからか?
不思議と人の行動スピードは加速します(笑)。
受験するために必要な
高校の卒業証明書を入手したり、
入学試験の選考内容にあった小論文対策を行ったり、
久しぶりの勉強は少し大変でしたが、
その時は国家資格を取って絶対に開業する!
という強い志があったので
多少の困難は乗り越えることができ、
受験した学校の第二希望である
夜間部に何とか合格することができました。
スタート地点に立つことができ、
ヨチヨチ歩きながら 前へ進めたことが嬉しかった。