一人サロンを開業するにあたり、
まず最初にしなければいけない事の一つに
資金集めがあると思います。
よっぽど以前勤めていたお店から
お客さんを引き継ぐ当てがない限り、
通常はゼロから集客すると思いますので、
今回は、私が開業資金を
集めた方法について紹介したいと思います。
私の場合は自宅サロンで開業した為、
かかった費用は新たに物件を借りるケースに比べると、
少なかったと思います。
それでも新規集客に必要な
HPの作成費や広告費、
その他、運転資金などは必要だったので、
それらの資金は低金利で借りられる、
≫ 日本政策金融公庫 から融資を受けました。
自己資金で賄えない人は、
家族や知人などからお金を借りるか?
もしくは私の様に金融機関から
お金を借りることになると思いますが、
融資を受ける際に必要な額は、
自宅サロンの場合と、そうでない場合では違うと思うし、
更に自宅サロンの場合でも
内装を変えたりすると改装費だけでも、
それなりの費用はかかると思います。
私のサロンは、開業の際に壁紙を張り替え、
また一部ペンキも塗り替えたので、
業者にお願いをしたら、
ざっと20万円以上はかかりました。
サロンを開業するにあたり、
どれぐらいの資金が必要なのか?
いまいちピンとこない人は、
金融機関から融資を受ける際に必要な
事業(創業)計画書を事前に作っておくと、
おおまかにかかる費用が計算できるので、
開業資金の目安に作成しておくことをお薦めします。
この事業計画書を作っておくと
開業資金の目安を算出できるのはもちろん、
その他、具体的な数字を見ることで
開業をより身近に感じられるメリットもあるので、
それを見るだけでも開業へ向けての
行動力は飛躍的に向上すると思います。
私が融資を受けた日本政策金融公庫では、
融資を申し込む際に
≫創業計画書 の提出が必要でしたが、
実際にはこれだけでは不十分で、
その他、
・事業コンセプト
・5年後のビジョン
・事業が成功する社会的背景
・市場規模
・競合他社の動向
・顧客のメリット
・自社の強み
・商品・サービスの説明
・販売戦略
・ビジネスモデル
・売上計画
などなど、
最低限これらはワードで作成し
事前に準備をしておいた方が良いと思います。
なぜなら、
融資元の担当者は、
自分の事業に対する熱意や想いより、
本当に返済可能か?
という非常にドライな目で見てくるので、
そんな時に、本気の事業計画書があれば
きっと説得力のあるツールとして役立つと思います。
開業すると思わぬ出費はかさむので
低金利で借りられる場合は、
融資額はある程度、
余裕は持った方が良いと思います。
当時、開業資金も経験もゼロだった私は
腕さえ良ければ「集客とリピート」は問題ない、
と、良くありがちな間違いをしていたので、
実際には、この額では足りず、
直ぐに赤字経営をしなければいけませんでした…。