治療院に勤める【独立の時】

 

 

私が勤めていた治療院は、

 

研修から入った新人は
まずは3ヵ月間の試用期間が設けられ、

 

その後は、2年契約を更新する内容になっていた。

 

勤めだした1年目はとにかく
ガムシャラに働いた新人時代だったが、

 

2年目に差し掛かると
徐々に患者さん(指名)も増え始め、

 

少しずつ自分の中に自信が芽生えはじめた。

 

自分の臨床に自信がつくと、

 

石の上にも三年ではないが、
当初は開業までに3年は修行しよう!

 

と考えていた志も
同じ臨床をもう1~2年続けるなら、

 

それなら、この契約更新を機に
想い描いていた構想を形にしても良いのでは?

 

という気持ちになり、当時は様々な
起業本や開業に関する本を読みあさり、

 

独立に必要な知識を徐々に学んでいった。

 

仕事の合間に本を読んでは自分の手帳に書き写し、
少しずつ思考を現実化させていく作業に没頭する毎日。

 

そんな日々はエキサイティングで、

 

何より治療院の患者さんには
自ら起業して会社を興した経営者もいたので、

 

訪問先で夢プランを話すのは楽しく、毎日がワクワクだった。

 

開業する場所はこの辺で、
料金設定や提供する施術内容はこんな感じで、

 

更に治療院の名前は…
「なんぶ指圧治療院」でいいかな?

 

などなど自分で学んだことを話すのは、
夢に一歩ずつ近づいている気がして嬉しかった。

 

それまで白黒だった映像が、
急に鮮明なカラー映像に切り替わったのもこの頃だと思う。

 

これまでの経験を活かすことができ、
尚且つ、世の中にニーズがあること!

 

そして、それが自分の大好きなことで
更にお客さんからも感謝されるのであれば、

 

そんなに幸せなことは無い!

 

いつも仕事先では夢プランを語りながら
素晴らしいアドバイスもたくさん頂いていた。

 

しかしながら、
実際には開業するにあたって、

 

当時の私はあはきの学校へ
通っていた頃の借金があったので、

 

どんなに頑張っても、
開業までに必要な自己資金は準備できない。

 

であれば自己資金ゼロでも
開業できる方法は何か無いだろうか?

 

ずっと模索しながら調べていると、
政府系の金融機関なら保証人をつければ
低金利でも融資が受けれるようだったので、

 

とりあえず融資申請の際に必要な
事業計画書づくりから始めることにした。

 

当然、まだ治療院に勤めている頃だったので、
院長には開業することは話しておらず、

 

あくまで自分の中での夢プランを
少しずつ形にしていくレベルでの話だが、

 

おそらく院長も、私の行動を見ていて、
コイツは長くはいないな!というのは薄々感じていたと思う。

 

それぐらい当時の私は飛ばしていたし、
事実、2年目の終わりに独立開業の旨を伝えると、

 

あっさり了承してくれたので、

 

この時は自分の中でも一つの区切りとなり、
いよいよ独立開業へ向けての行動が加速していった。

 

開業したら、初月から
いきなりは安定した収入は見込めないので、

 

プラスマイナスゼロから
始めようとしていた当時の私は、

 

スタートダッシュに失敗し、
キャッシュフローが回らなくなればジエンド。

 

それを回避する為には
開業資金が絶対に必要だったので、

 

融資を受けるに辺り、
まずは事業計画書づくりから始めなければいけなかった。

 

 

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