18歳で高校を卒業してから
20代後半までダンス活動をしていたので、
世間でいう「就職活動」というのは
私は一度もしたことがありませんでした。
33歳であはきの学校に入ってから
卒業したのは既に36歳だったので、
まさかこの歳になって
就職活動をするとは思ってませんでしたが、
既に国家資格は取得していたので、
テンションが上がった状態で履歴書を書きながら(笑)
就職活動をはじめました。
ちなみに私の通っていた学校の生徒は、
主な卒業後のキャリアに下記の道へ進んでいました。
卒業後のキャリア…
・治療院の開業
・治療院に勤務
・病院やクリニックに勤務
・訪問マッサージ
・福祉施設や介護施設に勤務
・スポーツジムやトレーニングスタジオに勤務
・研修生や弟子入り
これらが大半だったと思いますが、
私の場合は即開業!
とはまだ考えていなかったので、
とりあえず資格を取得して、
次のステップ(開業)に繋がる道として何がベストか?
模索していました。
病院やクリニックへ行って
リハビリのマッサージだけを担当しても、
福祉や介護施設で働き高齢者の施術を担当しても、
もちろん、それらの経験も
無駄にはならないと思っていましたが、
3年後に治療院開業を考えると、
やはりゼロから自院を立ち上げ、
人を雇うまでになった院長の下で働くことが
一番勉強になるかな?という結論に達し、
それ以来は他の選択肢を捨て
都内にある治療院を探すことにしました。
「探す」といっても、
紙媒体やネットなどで求人を探すのではなく、
自分の足で治療院に赴いて「探す」ことにしました。
何の当てもない治療院に赴くということは、
患者として行くわけなので当然出費もかかりましたが、
それでも院内の雰囲気や院長、
また施術を担当するスタッフを見れば、
そこで働くのがベストか?
自分なりに見えてくると思ったので、
その選択肢をとりました。
名前の知られている有名治療院から
大通りをたまたま歩いて目にした小さな治療院まで、
全部で20ヵ所ぐらいは訪問したと思います。
片っ端から訪問して施術を受ける時は、
持参したメモ帳に、治療院の特長や
実際に施術を受けて感じたことなどを書き留め、
気に入った治療院を見つけた場合は、
そこで働くことはできないか?
何度か話を持ち掛けましたが
たいがい自分が気に入った治療院は断られ、
年齢が36歳だったからか?
せっかく免許を取得しても
意外に直ぐに決まらないことに少し驚きました。
3月に学校を卒業してから
前職は既に辞めることを伝えていたので、
どうしても3月中に
次の職場を探す必要がありました。
そんな時、そこは自分の足で赴いた
治療院ではありませんでしたが、
とある訪問マッサージの治療院で
良さそうな働き先を見つけることができたので、
さっそく問い合わせてみると、
求人担当者の話では、
あはきの免許保持者は大歓迎!
とのことだったので、
直ぐに面接の約束を取り付け、治療院に訪れました。