卒業式【旅立ちの日】

33歳で入学した学校を
とうとう卒業する日がやってきました。

社会人になってから、仕事と学校を
両立する生活は想像以上に大変でしたが、

30歳の時に自分で立てた目標を達成するため、

また過去の自分と決別するため、
迷うことなく駆け抜けた3年間でした。

1年生の時に勉強の仕方が分からなく
何度も解剖学と生理学には挫折しましたが、

それでも、人は行動する「動機」があれば頑張れる!

そんなことを学んだ3年間でした。

3年生の後半は
仕事をフルタイムで働けなかったので、

生活はとても苦しく、
勤務先の会社から給料を何度か前借したので、

助けてくれた会社にも感謝です!

卒業式の時は入学式同様、
喪服に白ネクタイ姿で参列しました(笑)

国家試験に合格できた人、

残念ながらストレートには
合格できなかった人も1割ぐらいはいましたが、

晴れて全員卒業です。

私の場合は、学校付属の治療院に勤める選択や
推薦してもらった勤務先に就職する道は選ばなかったので、

卒業してからは、

全くゼロからあはきの免許を活かせる職場を探しました。

人の優しさに気づき、

遠回りもしたけど
明日終わりかもしれない人生全力で生き、

最終的には、世の中に何かを残せる人生で終わりたい!

ダンスをやめた後、
今の自分にできることは何だろうと考え、

出た答えがそれまで踊っていた頃、
毎週のようにお世話になっていたダンサーの身体をケアする仕事でした。

舞台でスポットライトを浴び、
多くの観衆を魅了するダンサーは素晴らしい職業。

ストイックなまでに自分自身を追い込み、
それまで蓄積したエネルギーを舞台上で爆発させる。

客席から観る彼らはいつも輝き、
私たち観衆に多くのPOWERを与えてくれる・・・

しかしながらその一方で、スポットライトを浴び、
観衆を魅了するダンサーを陰で支える仕事も
また素晴らしい職業ではないだろうか?

舞台で輝くダンサーの背中を押し、
陰で支える功労者こそ、今自分が一番やりたい事だったことに気づきました。

最近のコメント
コメントなし

フォローする

コメントの入力は終了しました。