ダンサー引退、セカンドキャリアへ向けて…【その2】

 

 

 

身体を酷使する仕事はもちろん、

 

ダンスのように己の肉体そのものが作品の一部として
評価される芸術ごとは、

 

日々の身体のメンテナンスから
パフォーマンス向上のトレーニングまで、

 

常に自分の身体と向き合う必要があります。

 

私も毎日のレッスンやリハーサルが続くと、
身体の節々に不調を感じ、常に痛みと共存する生活を送っていました。

 

ある時、レッスンから帰宅すると
当時住んでいたマンションの集合ポストに、

 

○○マッサージ中目黒店

 

今なら「出張マッサージ」が60分で5,000円!
と書かれたチラシを目にしました。

 

それまで治療院は訪問するところ…

 

と勝手に思っていましたが
その時は身体にも不調を感じていたので、

 

チラシに書かれていた電話番号に連絡をして
初めて出張マッサージというのをお願いしてみました。

 

60分で5,000円?

 

どんな人が来るんだろう?
もしかしてピンク系のマッサージ?

 

など、ちょっと心配はしましたが、
電話をして30分ぐらいたつと、白衣を着た30代後半の
男性が玄関先に現われ、

 

60分のマッサージを受けてみました。

 

少し狭いんですけど、どうぞこちらへ!

 

見た感じ地味そうな雰囲気の男性でしたが、
なぜか安心感はあったので、指示された通りに施術を受けると、

 

施術を受ける前と後の変化に驚き、

 

翌日受けたレッスンのパフォーマンスが
明らかに向上してゆくのを実感することができました。

 

これはすごい!

 

そう思った私はそれ以来、
施術をしてくれた方との相性も合ってか?

 

4~5年ぐらいに渡って施術をお願いすることに…。

 

当時の私の生活スタイルは主に
レッスンを受けながら技術に磨きをかけ、

 

オーディションを受けては少ない舞台の仕事をこなす日々。

 

やりたい事はできていても
生計は他のアルバイトで立てていたので、

 

心の充実はありませんでした。

 

日本に帰国してから、1年が過ぎ、そして2年が過ぎてゆくと、
だんだん帰国した時のような モチベーションは無くなっていったので、

 

少しずつセカンドキャリアについても考えるようになりました。

 

もともと学歴があった訳でも、
また社会人として会社勤めをした経験があった訳でもないので、

 

企業に就職する道は全く考えず、
とにかく仕事をするなら何かを一人でやらなければ、

 

という思いで時間さえあれば
片っ端から様々な書籍を読んでいました。

 

その中でも特に私の印象に残った本の著者に本田健さんがいます。

 

ご存知の方も多いと思いますが、
本田健さんはどちらかというと女性向けの本が多い印象を受けますが、

 

とある著書にはこんなことが書かれていました。

 

独立開業して幸せな小金持ちになるためには、

 

・自分が好きなこと

・自分に経験があること

・他人が真似できないこと

・世の中にニーズがあること

・仕事として成立すること

 

これら5つのキーワードから今の
自分にできることを考えれば幸せな小金持ちになれる!

というような内容が本に書かれ、
それらのキーワードを中心に自分なりにできることは何かないか?

 

考えていたら、
案外簡単にセカンドキャリアに繋がる道は開けました。

 

当時は身体のケアで
毎週のようにマッサージは受けていたので、

 

ダンサーとして成功することは出来なかったけど、
ダンサーを陰で支える仕事なら自分にもできるんじゃないか?

 

舞台でパフォーマンスをする彼らは
客席から見るといつも輝いているけど、

 

輝いてる彼らを陰で支える仕事だって素晴らしい職業ではないか?

 

そう思えるようになってから、
これからはダンサーの身体をケアする仕事に就こう!
と決心いたしました。

 

では実際に、どうやって整体師になり
手技を学べばいいのか?当初は全く知識も無かったので、

 

そこの出発点に立ってから、また模索の日々が始まりました。

 

つづく

 

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