入学式が終わり、
いよいよ待ちに待ったあはきの学校生活がスタートしました。
学校まではバイク通学が許可されていたので、
仕事は夕方までに終わらせ
その後は一旦家に帰ってからバイク通学をする毎日でした。
私が通った夜間部の生徒は60人ほどで
男女比でいうと男性が7割で女性が3割ぐらい、
平均年齢は26歳前後でしたが、
実際には18歳から57歳の人までいたので、
年齢はバラバラ。
座った座席は特別
出席番号順ではなく自由に決めていい!
との事だったので私は真ん中の
前から2番目の席に一年間座ることにしました。
なぜ、真ん中の2番目にしたかというと、
一番前だと先生に当てられた場合
すらすら回答できる自信が無かったのと、
逆に後ろへ行ってしまうと
仕事の疲れで授業中は100%寝てしまうだろう…(汗)
と思ったので、
座る席は真ん中の前から2番目にしました。
周囲を見渡すと、私の席の前には
新卒であはきの学校に入ってきた18歳のA君。
そして後ろの席には、
現役で生コンの運転手をしていた57歳のおじさん。
右横には既に手技の経験者だった女性のBさん。
そして左横には、鍼灸の免許を
保持していた30代の男性Cさんが座っていました。
元来、人見知りが強い私は人付き合いが下手なため、
向こうから話しかけてくれないと
なかなか仲良くなれない性格もあり、
授業が始まっても、しばらくは周りの人と話せませんでした。
まさか自分が30歳を過ぎてから
再び学生生活なんて送ると思ってませんでしたが、
兎にも角にも
朝から夕方までの仕事に加え、
夜間は学校へ通う二足のわらじ生活がスタートしました。